車内広告、大学受験、お墓の花
電車の車内広告に、大学の受験
の広告が出始めましたね。
娘や息子の受験は、終わりましたが、
娘の受験の時に不思議な事が
あった事を思い出しました。
彼女は、現役の時に受けた大学
全て落ちたのです。
北陸の大学、沖縄の大学、もちろん東京の大学
大阪の大学と全国規模で受けたのです。
歯がたちませんでした。
頭を下げて、「浪人させてください」
「 頑張るんよ」1年だけ認めました。
時の経つのは早く、4月から12月は
あっという間でした。
娘を大好きだった叔母の墓を
掃除しにいった時のことです。
真白なお花が、一本、
墓の前にすくっと立っている
妻は何か気持ち悪いと抜いてしまったのです。
娘の本命の大学の受験の日、
お墓に行くとまた、真白な花が
一 本だけすくっと立っていた
のです。
叔母ちゃんが見守ってくれているんじゃない。
抜かずに、このまま、このまま。
娘は本命の大学に合格。
その花は、それ以降、咲かなかったのです。
叔母ちゃんが守ってくれたんだねと
三人でお礼参りに行きました。
不思議でした。
ほんの小さな不思議な事でした。
早いもので、その娘が婿と孫を連れて
本年、結婚。
あの白いシャキッとした花を
思い出させる車内広告でした。
本日も読んでいただき
ありがとうございました。