sinntoki’s blog

64歳の365日

お寿司、焼き穴子、和風スパゲティ

  お題「思い出の味」

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  巻寿

   お寿司の中でも、巻き寿司ですね。

   亡き母が、作ってくれた巻き寿司、

 忘れられませんね。

   中身は、

   キュウリ

   煮しめカンピョウ

   卵焼き

   それと【桜でんぶ

   しゃり、これが粘り気かあってもちもちで、

 お寿の甘みと酸っぱさとが馴染んで、

   光沢があって、なんとも堪らない味でした。

   大きさは、手のひらの半分くらいかな。

 手ごろで一口では、食べ切れず、二個か

   三個でお腹にちょうどよかった。

   食べ盛りでしたから、ガサツに食べていましたが、

   もう食べれない味です。

 

   焼き穴子

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 七輪に炭を入れ、金網の上で、

  さばいたばかりの穴子を焼くのです。

  背中の皮が少しこげ、醤油に漬けて、また焼く

  少し黄金色になったころに、

 いい匂いがするのです。

  この匂いが、忘れられませんね。

  小さな焼けた穴子を食べさせてくれたのです

  が、大振りなものよりはるかにうまい。

「うー、うまい、

 もう、一本。」

  どこかで聞いたような台詞でしょう。

 

  そうそう、巻き寿司の中にこの焼き穴子を入れ

  ると、焦げた匂いがいっそう香ばしい。

  これが、たまらない。

  ばら寿司にも、焼き穴子がばらまいてあった。

  独特の甘みが出てくるのです。

  忘れられない贅沢な味です。

  もう一つ、穴子の骨、焼いたら美味しいですよ。

  機会があれば、バリバリと食べてみてください

  ね。

 

 和風スパゲティ

 

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  新婚の時女房殿が作ってくれた和風スパゲティ

  これは、三十四年経ちましたが忘れられない味

  です。

  彼女の作る料理はおいしいのです。

  素晴らしい。

  当然ですよね愛しい人に作るのですからね、

  何でも食べましたよ。

  この和風スパゲティ以外は。

  本当にまずい。

  ここまで美味しくないものは

  食べたことがない。

  34年の時が経っても、忘れられない【まずさ】

  言葉を選びましたよ。

  「僕の舌がおかしいのかな。」

  「君が作るものは全て食べてきたよね。」

  「これはちょっと。いくら新婚でも

   難しいかもね。」

  「食べてみて。」

  これ以後、二度と

  和風スパゲティは、

 作ってもらえませんでした。

  今でも鼻と舌に残る、強烈な思い出です。

  美味しいものも思い出で残りますが、

  全く食べれないほどのまずい物も残りますね。

 

  今日も読んでいただき

  ありがとうごさいました。

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